■雷に打たれたような衝撃的な出逢い・・・というモノを皆さんは何時(いつ)を最後に・・・←しつこい?・・・とにかく、あれはホントに豊橋工場に出向配属されて~まだ間もない【豊橋東口駅前広場】での事だった。←かなりリアルな限定地域である。・・・そこに【天使】がいたのである♪微笑みかけられた~その瞬間!私は身動きひとつ出来ず、一瞬で恋に落ちた。天使は、あるチラシ広告を~道行く人に配っていた。私も貰おうと勇気を出して近づいたが、私には配ってくれなかった。それもそのハズ!何故ならばそのチラシ広告は~8年前に【デトックス】が注目されてたか、どーかは知らないが~大規模なキャンペーン広告!【たかの友梨ビューティークリニック】の広告だったのである。
■天使と出逢えた3日後、私はまた【豊橋東口駅前広場】に立っていた。←仕事しろよ。時間がなかなか取れず、やっとの想いで来たのである。しかし、そこに天使はいなかった。後悔だけが胸に残った。当時、今では信じられないほど私は初心(うぶ)だったので←ホントかよ。しかし、ホントに恥ずかしくて~私は天使に声を掛けることなく、その場を立ち去ったからである。<多分、この駅前でよくチラシ配りをしているのだろうから、次回~声を掛ければいい>などと自分に訳ワカラン言い訳まで付けてである。【一期一会(いちごいちえ)】そんな言葉が頭をよぎり【その一瞬のチャンスを逃すな!】と心に刻み込んだのだが~時すでに遅し!しかし~寝ても覚めても瞼(まぶた)に浮かぶのは~天使の面影。そんな想いに突き動かされるが如く、時間を取っては東口駅前広場や【たかの友梨】が入ってるビルの下で~来る日も来る日も天使を待ち侘びたのである。←だから仕事しろよ。
■12月初旬。一向に出逢えない寂しさに耐え切れず、私は1つの決断をした。<よし!ラブレターを書こう!>当時、私は29歳。真剣にお嫁さんを!と考えていた時期であり、その題名はこうである。『名も知らない天使様へ』・・・キャー恥ずかしい!バッカじゃないのー!と思いつつ真面目も真面目の大真面目~超!真剣に3枚の紙に全神経を集中させ、想いを綴り込め、自分の顔写真まで同封して【友梨】のポストに投函した・・・。
■12月24日・・・私は【豊橋東口駅前広場】に独り立っていた。【友梨】からの連絡は無く~呆然と立ち尽くしていた。街は色とりどりのイルミネーションによって着飾られ、恋人達は楽しそうに目の前を通り過ぎて行く~その時、携帯が鳴った。出ると「たかの友梨の者なのですが・・・」「!!」「新妻さんの手紙をスタッフ一同で読ませて頂いて、とても感動して、みんなで一生懸命探したのですが、あいにく~あの日は大々的なキャンペーンの最中でして、全国からキャンペーンガールが集まっていて、誰がどういうルートで入ったのかスタッフも掴みきれず、本当に本当に御免なさい!」・・・その女性は私に何度も謝り続け、私は感謝を言い続け・・・メリークリスマス♪と言って電話を切った。<真剣に言えば想いは伝わる。想いが伝われば動いてくれる。>・・・とても清らかな気分で~サンタからプレゼントを貰えたような気がした・・・。
■・・・さて、因みに一応お伝えしておくが~カミさんと出逢ったのはモチロン!言うまでもなく!このお話しの~チョット後である。(冷汗)
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