■「皆さん！元気ですかぁ～！」ということで先月からの引き続きで書かせて頂く次第である・・・が、前回の話を覚えておいでだろうか？・・・チト心配。なのでおさらい。最近の世の中【元気】がないね。元気出そうよ！元気はまず笑うことだね！といった感じである。至って簡潔で二部構成にするほどでは？とも思うが、文才が無いので仕方ない。さて話は戻り、元気はまず【笑うこと】・・・最近、皆さんは笑ったこと～ありますか？「そりゃ～あるさ！」と言われそうだが、私の言ってる【笑い】は、腹がよじれまくりの涙チョチョ切れ！呼吸困難に陥るほど笑ったことがありますかということである。最近、私はあまりない。昔はよくあった。学生時代は毎日がそうだった。それがこの世知辛い世の中で生きてきて、少しずつ削ぎ落とされてしまった【元気】なのだろうか・・・と、ついセンチメンタルに思っちゃったりなんかする今日この頃である。

■先日、カウンター越しのハタチそこそこのおネエちゃん相手に「最近、思いっきり笑うって事ないよなぁ～。」とこぼしたら「大人は大人しくなるから大人っていうしねぇ～。」と、あたかも全てを悟りきったように言われ、一瞬納得しそうになったが我に返り「大人をなめとんのかぁ～！」と笑いながら大声を出したら、何故か元気になった。私は至って単純である。そんな私の元気の元～【笑い】をもたらしてくれるのは、やはり何と言っても【仲間】である。今も続く学生時代からの仲間。そして今、一番近くにいる会社の仲間である。大抵の事はこの方々のお陰で元気になれるのだが、それでも立ち直ることが出来ない程の大きい問題にブチ当たった時は、やはりカナリ厄介である。煽てられりゃぁ～木に登りまくり、叱咤されればドドォ～ンと海より深く沈み込むこの性格。それでも最近は、落ち込むのが人間だ！と開き直り、いかに落ち込む時間間隔を短縮できるかということを考えるようにしている。それはまずその問題の解決方法に目を向けるのではなく、失望、落胆している気持ちを先に顧みる事である。問題の根底は大体、自分自身の内にあり、つまりは自分が自分と上手くいってない事が多いと私は思うのである。その自分自身を如何に勇気づけ、奮い立たせ、上手く付き合っていけるかがキーポイントなのである。とどのつまり、元気というモノは自分自身で絞り出す以外にないのである。それを手伝ってくれるのが【笑うこと】であり、もう１つは【歌うこと】である。・・・歌うこと？何それ？と言われそうだが、人間は【心の歌】を１つ持っていると良い、らしい。万国問わず振り返ると、人間は元気を出すために歌ってきている。賛美歌、ロックン・ロール、リズム＆ブルース、ジャズ・民謡・演歌、etc・・・どれも悲しみの境遇を跳ね除け、元気になろうという人間の心が生み出したソールミュージック（魂の歌）である。みなさんはコレだ！という自分の心の歌をお持ちだろうか？十八番（おはこ）サザン好きの私が強いて挙げれば・・・多分、それは「男なら」である。

■先月号でも孤軍奮闘、気で気を病んでいるような時、右手を高く突き上げる【元気が出るポーズ】が出来るかどうかと書いたが、それをやるしかないのである。本当に難しいけれど自分自身と仲良くし、笑い、歌うことによって元気のエネルギーは沸々生まれてくると私は思うのである・・・。え～さて今回は、二部構成にまでして何を言いたいんだろう？と思われた方も多いかも知れない。しかし私は、今必要だと思われた方々の胸に響いて頂ければそれで良いと思ったのである。人間生きていれば人それぞれ、様々な困難に出会う。人生は日々の出来事に対する自己の【変化対応力】に左右されるのである。だから頑張って欲しい。したがって私も、いつ何時どんな状況下にあっても「元気ですかぁ～！」と問われたら、「元気ですよぉ～！」と答えられる人間でありたいと思う。