■さて、特別生活を変化させるつもりではなかったのですが、リーマン影響で家にいることが多くなっていたこともあってか突然!『自転車やってみようか!』と思い立ち、埃まみれだった昔知人から貰ったマウンテンバイクの埃を払い、チラッと家の周りをチョロチョロするつもりで出掛けてみました。しかし、ペダルを漕いでいると思いのほか心地良く、ふと中学生の頃仲間と行った『伊古部まで行こべぇ~♪(寒)』と約10kmの道をエッチラオッチラ、「丘を越え行こうよ~♪」と一人鼻歌を歌いながら走り続け30分ほどで到着!イイ汗と海風が吹く太平洋の広大な景色で気分最っ高ッ!そんな体験・体感をした為、自転車への興味が湧き出したのです。また追い打ちをかけるが如く、その頃にたまたま本屋で見つけた【旅する清志郎】という、今は亡き忌野清志郎を偲んだ雑誌に載っているサイクリスト清志郎の、カッチョ良ぉ~く自転車にまたがる姿に『俺もカッチョ良ぉ~く行きたい!』ってな感じで、さらに深みへハマっていくのでありました・・・。
■自分がやっていること、やり始めた事はスグ人に自慢したがる性格の私は早速会社でベラベラと自転車自慢をすると、同じ変テコ人間が約2名・・・(Kさん・Oくん)すぐ意気投合し【三和機工自転車部】の創部と成りました。(部といっても会社から部費は出ていないので事業仕分け対象外です!・・・チョット古いかな?)早速、創部記念でロングライドツアーをしようって事になり100kmチャレンジの【ツールド伊良湖】へ。ロードバイクとクロスバイクそして私のマウンテンバイクといったバラバラ変テコ編成ですが、伊良湖へと走り出しました。走り出すとマウンテンバイクの私は2人のスピードについて行くのがやっとの状態で、必死に離されない様ペダルを回し続け何とか完走は出来たのですが、スピードとペダリングの軽さの違いを思い知らされ、この【ツールド伊良湖】からスピードの出るロードバイクの購買意欲が覚醒されたのだと思います。その後は毎週の様に自転車ショップに出掛け、ロードバイクを物色しながら取り急ぎ小遣いの範囲で気軽に買えそうなヘルメット、グローブ、サイクルコンピューターなどの備品を買いあさる週末となり更に深い深みへ・・・。そんな頃【類は友を呼ぶ】本当にその通りなのですが、30年振りに開催した中学同窓会で会社と同じように自転車自慢をしていると、その中学の同級生がなんと自転車暦の長いサイクリストだったのです!当然憧れのロードバイク購入に向け、あれこれとその仲間に相談し、ついにビギナーズモデルではありますが・・・私のだぁ~い好きな、私の行ってみたぁ~い国№1の、スペイン製ロードバイクをついに!私は手に入れました!!『キャー!チョ~かっチョい~♪マジ!チョ~かっチョい~♪』また自慢ですね・・・。
■念願のロードバイクを手に入れた私は、会社仲間や同級生らと浜名湖・琵琶湖・知多・三河遠州ツアーなど、毎月どこかにツアーを計画し出掛けるようになり、これが1つの生活の変化で(生活と言うより気持ちの変化かな?)もう1つ生活の変化は、去年の4月から地域の体育委員を依頼され、いやいやながら毎週の様に行われる地元のスポーツ行事の運営に携わり、仕事以外で多忙な生活リズム(こちらは本当に生活です)に変化しました。今まで顔も知らない新しい仲間とバレーボールやらソフトボールそして運動会など、それぞれの大会の参加者集めの苦労、行事の多さに辟易しつつも、新たな出会いが喜びや楽しさに変化し『地域社会に貢献している!』そんな満足感もあいまって、いやいやながらの気持ちから、この多忙さが気持ちいいと感じる様に良い意味で変化してきています。
■自転車は意思と行動力(心)・体力(体)無ければ前に進んで行けず、体育委員は人とのコミュニケーション(技)が必要です。この【心技体】の変化で生活がより充実し、時の経つのがどんどん速くなってきているのだと感じます。この速さ、とってもいい気持ちです!この気持ちよさを大切にする為、折角出会えた趣味を大切に、折角出会えた仲間を、そして支えてくれる家族を大切にし続けたいと思っています。 |