【三和新聞】151号

2013-07-01
第151号 元気ですかぁ~♪
writer: 菅沼 稔

「元気があれば何でもできる!」三和機工の専用機製造部で今もっとも旬な言葉です。この言葉を発したのは、これまた今もっとも旬な部活?三和マラソン部の2期生(私は1期生そして現在4期生募集中)設計のS木Mさん。この4月から小学校のPTA会長となった彼は人前で話さなくてはならない機会が増え、その状況に対応すべく自ら「人前で話すとき緊張しないようにする為、朝礼での掛け声をさせてほしい!」と申し出てきたのです。1回目の朝礼では事情を知らない社員も多く、彼の発する言葉に笑いが起こりましたが、本人は至って真剣です。いまでは他の社員も巻き込み掛け声を順番制にして毎朝行っています。環境の変化が人を変えるなんてよく言いますが、ここ数ヶ月で、Mさんの体からは会長オ-ラが放たれている気がします。

7月【第151号】 元気ですかぁ~♪

変わったといえば我が家の三男坊にも最近少し変化がありました。三男の「猫が飼いたい♪」の一言からはじまり、大の猫アレルギ-の私は猛反対!「じゃあ。犬が飼いたい♪」の言葉に次は嫁が「自分でお世話出来ない動物はダメッ!」とこれまた猛反対。小学3年生でもちゃんとお世話出来る生き物についていろいろ家族で話していると、セキセイインコにたどり着きました。何を隠そう私は小学校の頃、セキセイインコに卵を産ませ←孕(はら)ませたのはインコですから!卵から雛をかえした経験の持ち主ですから、ちょっぴり自信があります。聞けば嫁にも飼育経験があり、名前と自宅の住所を喋る手乗りインコを育てたとか・・・。じゃあ~いつ飼うの?「今でしょ。」(←無理やり流行語・・・。)ってことで早速ペットショップへ出掛けました。他のコ-ナーには目もくれず一目散に小鳥コ-ナ-のセキセイインコへまっしぐら♪・・・いました。ちょうど自力で餌を食べられるようになったくらいの雛が♪嫁が言うにはインコの声帯は人間に似ていて、なかでもオスのほうがしゃべる可能性が高いとのことなので、元気のいい男らしそうな雛をチョイスしました。鼻や足が青いのが成鳥ではオスなのですが、雛の段階では判断ができないとの事でしたが、とりあえず一番鼻が青い雛をゲッツ♪(←古い方もイケます。)
飼育を始めて半年ほど経ちましたが、今のところしっかりお世話できています。1日一回の籠解放時間には部屋中を縦横無人に飛び回り、飛び疲れて止まるのはいつも三男の肩ですから。インコもいつもお世話して、愛情を注いでくれる人をしっかり認識しているようです。『ララ』が家にきて三男は確実に優しくなりました。2人の兄やその友達と遊ぶ事が多く、少し乱暴で年下をいたわる事の一切なかった三男が、いまでは年下や動物に聞いたこともないような優しい言葉をかけたり、テレビで病気の動物の話を見て、家族でただ一人号泣したりしています。つい最近までトカゲを踏み潰していた子とは思えません。次はウチの奥さんにも何か飼わせて優しくなってもらおうかな・・・(←冗談ですよ・・・)さて、我々の仕事においても周りの状況や環境、自分の置かれている立場などの変化は本当に色々・・・あると思います!(←コレはふざけておりません・・・。)

私の所属する専用機製造部では、お客様からのオ-ダ-により機械を製造する為、時にまったく経験したことの無いような部類の案件にあたる事があります。このような時はそれまでの常識にとらわれないように思考を変え、常識を変え、今までと違った切り口で設計、製作にあたります。結果、その案件が終わる頃には自分の中の普通や常識が変わり、新しい常識を持った自分に変化しています。世間ではアベノミクス効果により景気が上向いていると云われていますが、景気がいいのは一部の業界や大企業のみで我々中小企業では、まだまだそれを実感として感じることは出来ません。そうはいっても国任せで景気が回復するのを待ってばかりもいられませんので、自分を変え、周りを変え、自分にとっての好景気を呼び込めればと思います・・・。それでは皆さん!行きますよぉ~「元気があれば何でもできる!」

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