第297号 行動力

2025-09-30
第297号 行動力

writer:渡 邉 啓 史

 今年の夏は「暑すぎる!」という言葉では言い表せないほどの記録的猛暑に見舞われましたね!6月から8月の国内平均気温が史上最も高く、平年より2.36℃も上回ったそうです。これまで最も高かったのが昨年で23年よりプラス1.76℃だったようですが、今年は大幅に上回り来年は一体どうなってしまうのでしょうか・・・夏が終わりに近づき!?10月号の新聞を読む頃には少しは過ごしやすくなってるかなぁ~という事で秋といえば『スポーツの秋』ですね!先月は『世界バレー』に『世界陸上』と日本に歓喜を与えてくれました!私もここ数年スポーツで身体を動かす事が趣味みたいなもので、活発的に【行動】をしていますのでここで紹介したいと思います。

 私の週の予定ですが…(月)ソフトバレー(火)タスポニー(水)お休み(木)タスポニー(金)インディアカで、土日はランニングをほぼ毎週こなしています。各歴としてはソフトバレー約3年、インディアカ約2年、タスポニー半年、マラソン約12年となり、同年代の中では活発的に動いているのかな?と思います。体育館で行うスポーツについては、天然サウナ状態でTシャツは汗が搾れるほどの滝汗をかきながら、楽しく身体を動かしています。20代から60代までの幅広い年代の方たちと行っているのですが、驚くのが60代の方です!休憩なしで若者たちと対等に運動しているのを見ると本当によく動けて凄いと思います。私も若者に負けない爺さんを目指したいと思っています。何とか続けているマラソンは毎年10月末に大井川マラソンにエントリーしている為、夏に練習をしないと全く走れないので熱中症警戒アラートが発令している中でも日中は日陰を探しながら走っていましたが、さすがに限界を感じ日陰の続く山道はどうかと模索してたところ知人が『たはらアルプス』をトレッキングしていると聞き早速、行ってみる事にしました。

 出発地点の滝頭公園には案内所があり、そこでトレッキングコースが書かれたパンフレットをGETし、いざ出発!登山ルートは何ヵ所かあり私は『滝頭不動滝』から『不動岳』を登っていくルートで進んでいきました。標高としては200mくらいで頂上に着きます。そこから縦走で上り下りをしながら『西の覗き』→『中西山』→『滝頭山』(標高256m)へ縦走していきます。山の中に複数の道があるので毎回違うルートを模索しながら走り、どこに繋がるのか楽しみながら走れます。標高は300mにも満たない低山ながらも三河湾や太平洋まで望める『眺望スポット』が点在しトレッキングコースや自然歩道が充実しているので、興味のある方は是非!一度登ってみてください。何か身体を動かしたいと思っている方はオススメです。

 またこの夏に新たにチャレンジしたのが、前から気になっていた【ワラーチ】を自作しました。ワラーチとはメキシコの山岳民族であるララムリ族が履いていた、古タイヤなどを素材にした裸足感覚のサンダルです。ララムリ族はサンダルで長距離を走る事から「走る民族」と呼ばれており、ワラーチは「走れるサンダル」として裸足に近い感覚で走れる事から、足本来の機能を生かしたランニング方法として注目されているものです。毎回マラソン大会で走っているとワラーチを履いた方が何人かいて、どんな感じで走れるのか興味深々でついにネットで材料を購入して自作しました。自分の足型を段ボールで作りその型をゴムシートに転写し足の親指の付け根とくるぶしの内外に穴をあけ、紐(ひも)を通し完成となります。さっそく試履きしましたが案の定、紐で足の甲が擦れて皮がめくれて2kmで断念。皮のめくれた部分をテーピングでガードして再度、試履きしたところ快適に8km走る事ができました。裸足感覚で走れるので、ここ近年の厚底靴と違い地面への着地感をダイレクトで感じられ、また暑い夏にはちょうどいいです。

 ワラーチの効果としては姿勢の改善、全身のバランス向上、膝や股関節への負担軽減などが期待されているので定期的にワラーチ練習を取り入れていきたいと思います。自分が興味のある事は進んで調べて、理解し取得し、結果に満足する為に更に改良を進めて【満足感】や【達成感】を得ます。仕事も同じように分からない事は進んで調べ、聞き取り理解し、実行に移して自分の技術となり、それが良い製品に反映された時に、お客様から【信頼】を得て自分に返ってくると思います。趣味も仕事も充実できるも出来ないも自分次第ですので、さぁ【行動】に踏み出しましょう!

 

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