【三和新聞】136号

2012-04-01
第136号 スーパー戦隊
writer:  渡邉 啓史

『スーパー戦隊シリーズ』皆さんご存知ですか?1975年から始まり今も放映されているテレビ番組!色分け(赤、青、緑、黄、桃色など)されたマスクとスーツで武装したヒーロー(レンジャー)に変身し怪人達と戦う正義の味方『○△戦隊□◇ジャー』の事です。毎週日曜日になると普段自分から起きない息子が朝6時頃に目覚めて、今か今かと番組が始まるのを待っているぐらい息子を釘つけにしているスーパー戦隊シリーズ。1975年第1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まり2012年2月末には第36作目の『特命戦隊ゴーバスターズ』と新たな番組が放映されている。日本でこれだけ長期間にわたり作品が続けられている番組は他に例がないとの事です。36作品全部をここに名を挙げてみなさん自身、もしくは息子さんの時代の作品を思い出して頂きたいが、それだけで終わってしまうので興味を持たれた方は検索して見て下さい!

4月【第136号】  スーパー戦隊

私が息子の年齢の時にも番組が放映されていて、同じ様にハマっていた記憶がありますが35作目の『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、なんと歴代のレンジャーに何でも変身できてしまう!という荒技で毎週毎週歴代のレンジャーが番組に登場し、お父さん世代でも楽しめる様になっています。変身するには各レンジャーの形をした鍵(レンジャーキー)を変身できる道具に入れると変身でき、登場する怪人に合ったレンジャーに変身して戦うのです。そして、これまたなんと歴代のレンジャー数は199人!なので199人のレンジャーキーが次々と販売されていく事になる!みなさんも年代が違えど何かを集めて友達と見せ合い他の子が持っていない物を持っていると優越感に浸った記憶があるかと思いますが(自分の時代はキン肉マン消しゴムやビックリマンシール)、今まさにその状態で玩具売り場は当然の事、お菓子売り場、ガチャガチャ、薬局(入浴剤)とありとあらゆる所で販売されている為、何処に行っても子供達の目につき買って!買って!とそこから離れなくなる。1体にして見ればそんなに高額な物では無い為、ついつい買ってしまう・・・玩具メーカーの思惑通りになっている・・・気づけば何10体ものレンジャーキーが揃っていく。その他の玩具も昔と比べ当然の事ながら高機能になっていて、付属するアイテム量がすごい!例えば、一昔前の変身ベルトであればスイッチを押すと光りと効果音が鳴りベルトのみで遊んでいたが、今はベルトにアイテムを入れないと変身出来ず、アイテムの組み合わせによって変身できるのもさまざまになっていてアイテム毎に光、効果音、解説音が変化する。しかもそのアイテムは自分のもっている玩具だけでなく、デパートに設置してあるゲーム機でも使用出来る様になっている。当然お金はかかる・・・アイテムを揃えていっても、また新たな戦隊が始まれば、今までの玩具はそっちのけで新しい玩具を欲しくなる。遊んでいた玩具は玩具箱の奥に追いやられ・・・また新玩具・・・息子の興味が無くなるまでの戦隊オンパレード♪親には懐が痛い話ですが、玩具メーカーのありとあらゆる角度での商売手法は見習っていきたいと思います!

レンジャーの事にチョイと触れてみますと、基本色は以下の5色で、赤レンジャー(リーダー:中心メンバー)青レンジャー(サブリーダー:二枚目、頭脳派)緑レンジャー(無邪気)黄レンジャー(カレーが大好き!←いやそればかりではない。ムードメーカー)桃レンジャー(ヒロイン)となっていて第1作目のゴレンジャーからさほど変わりのないコンセプトで今も続いていますが・・・さて、ここで皆さんと関係の深い方にナント!15作目の『鳥人戦隊ジェットマン』のレッド(リーダー)のレッドホークで登場されていらっしゃった方がいます!『挿絵』をご覧下されば、もう一目瞭然ですね☆私は息子に「レッドホークとお父さんは知り合いなんだよ♪」と勝手に自慢しており、息子には「お父さんすご~い♪」と思いっ切り言わせております・・・。

再び話しに戻りますが、基本コンセプトは『メンバー1人だけでは敵に勝てず、全員が力を合わせることで勝てる』となっていて、異なる性格やスキルを持つ者たちが協調し、力を合わせて困難を克服する。チームワークに乱れが生じた時には、任務に失敗するばかりか大ダメージを負ってしまうと演出される。私達の仕事の中も同様にそれぞれのスキル=ポジショニングの人が協調し、力を合わせて利益を追求していく!乱れが生じた時はそれ相応の結果となる。さぁ~て『技術戦隊三和レンジャー♪』の皆さん!それぞれのカラーポジショニングで力を合わせて頑張っていきましょう!

Copyright(c) 2009 SANWA KIKO CO.LTD All Rights Reserved. Design by 三和機工株式会社