【三和新聞】75号

2007-02-01
第75号 ヒトカワムケタ♪

あれは・・・大学3年の春の頃だっただろうか?部屋で自○行為をしていたら、余りの自分のチ○カスの臭さに、何故かとってもムッときて~思い立ったが吉日!『俺は生まれ変わるんだ!』と瞬間的にテンションが跳ね上がり、手持ち金だけでは足りないと母親からも借金をし、疾風(はやて)の如く電話帳で病院を調べ上げ~即日!私は包○手術を受けに行ったのである・・・わぉ!いきなりのカミングアウト♪

2月【第75号】 ヒトカワムケタ♪

渋谷の雑居ビルにある、とても清潔感の漂わない病院の門を私は叩いた。当時、インターネットという便利なモノはまだ無く、なので検索サーチエンジンを駆使しての<下見>なんぞは出来るハズもなく、またレーザーメス等の医療器具の充実も儘ならない時代である。カナリのギャンブルチックな環境の中、度胸一発での飛び込み患者である。入れば~殺風景な診察台に無愛想な老医者。「さて、始めっか。ズボン、脱いで・・・。」恐る恐るスッポンポンとなった私の局部にブっ太い注射がブスっとなぁ~♪・・・さて、これより先の術式内容については~カナリのグロテスクチックな要素が高いので、ここでは控えさせて頂く。(詳しく知りたい方は後程~聞きに来て頂戴。)

一連の手術が終了し、患部を包帯でグルグル巻きにされた私は病院を後にした。そして真っ直ぐ家に帰ればよいものを~当時の私はパチスロにハマリまくっていたので、一目散にパチスロ屋へ向かい、頭の中は『手術代を取り戻さねば!』の、一色である。今となっては懐かしい!知る人ぞ知る『コンチネンタル』という台に勝負を決め込み~2000円を投入した時点でBIGを引き当て、その後も神様からのお情けなのかご褒美か?いやぁ~出るわ!出るわ♪あれよあれよと3箱ほどを積み上げた時点で『今日は出血大サービスだなぁ~♪』などと思いながら、ふと目を下にやると~私の股間も包帯からGパンを突き抜け~床に滴り落ちる程の出血大サービス?になっとるやないかい!もう頭の中は『どうやって帰ろう?』の、一色である。積み重ねたコイン箱で股間を隠し、景品カウンターにて缶詰やらお菓子と交換をして、その紙袋でまた抱きかかえるように股間を隠した。見た目は格好がついたものの~今度は麻酔が切れ始めて襲い掛かるモーレツな痛みに悶絶しながらも家路についたという・・・今、思い起こしても~微笑ましい?想い出である♪

さて、ここから話しはカナリの急展開で・・・【真面目】となる。
【ヒトカワムケタ♪】・・・己の中にある、ひとつの殻を破った時~振り返ると『大した事はなかったな』と、成長した自分に出会えるハズである。ソコに行き着く過程では、辛く苦しくとも~乗り越えてしまえれば、自信に満ち溢れ一回り大きくなった自分に出会えるものである。ソコに行き着くまでの環境や状況は~自分自身で変化させたモノもあれば、組織が変わったり誰かが居なくなってしまったりと、周りに変化が起こってしまい、自分が変わらざるを得ない状況に追い込まれることもあるだろう。まぁ~ぶっちゃけ【キッカケ】は、どっちゃでもええと思う。ただ1つ言える事は【すべては自分が決めている】という事。良くも悪くも、自分自身の行いが【今の自分自身を創っている】のである。・・・それは、その状況に遭遇した時、奮起して楽しむのか、嘆き悲しむのか。受け入れるのか、逃げるのか。動くのか、動かないのか。変わるのか、変わらないのか・・・。少なくとも、その事を選択する自由は、この平和な日本にはある。なので、どんなに周りの状況が変わろうとも、自分自身が本気で良い方向へ変化しようと思わなければ~何も変わるワケがない。当たり前である。変化は自分の中から起こすモノ。ダメな自分に走っちゃダメだし、ダメな自分に負けちゃダメだし・・・自分が描く【本当になりたい自分】になる為に・・・変化は進化。なので、恐れず、面倒臭がらず・・・自分の心の声に、いつも正直に。

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