【三和新聞】76号

2007-03-01
第76号  ウィンドウズビスタへのアップグレード

皆さんご存知のように1月30日にウィンドウズの新しいOSビスタが発売されました。私も使っていたパソコンが2年ほど経っていたのでこれを機に入れ替えようと思いました。ビスタの詳細がはっきりしてきた昨年の10月頃からチョコチョコ部品を買い集めだし、11月中旬には大体部品は揃いました。後はウィンドウズを買うだけとなったときビスタへの無料アップグレードつきDSP版が発売されるとインターネットで見てこれを購入することにしました。そしてパソコンを組み立て、XPをインストール。ここまでは何の問題もなく順調に行きましたが、アップグレードの申し込みには四苦八苦しました。

3月【第76号】 ウィンドウズビスタへのアップグレード

まず付いていた申込書をよく見ず(取説類はあまり見ないほうなので)マイクロソフトのホームページにいけばわかるだろうと思いインターネットで見ていたのですが全然わかりませんでした。しょうがない?ので申込書を読もうと思い見たのですが字が小さく眼鏡をかけても読めない始末で虫眼鏡で拡大しながら読んでいました。それによると申し込み先がマイクロソフトではないようでアクセス先のURLが書いてありました。URLを打ち込みアクセスしてみるとまたびっくり。そのページには翻訳ソフトで日本語に訳しただけの訳のわからない日本語が並んでいました。なんとなく情報を入れて先に進むとアップグレードは無償だけど送料はかかるとのこと。その支払い方法がクレジットカードのみ対応だったのでカード番号を入れると審査中の画面が出たままでフリーズ状態。あまりに動かないので前に戻りもう一度入れなおしても同じところでフリーズ状態。仕方がないのでまた前に戻り別のカード番号を入れてもまた同じところでフリーズ状態。ここで一度あきらめ最初からやり直すと今度は「この申し込み番号はすでに使われています」とのメッセージが出て先に進めなくなりました。どうなっているのかと思い問い合わせ画面を開くと英語のページへ行き訳がわからない状態。しょうがないのでマイクロソフトのホームページに行き調べているとビスタのフォーラムページを発見。開いてみると同じ状態で困っている人結構いるようでした。中には送料だけのはずなのにカード会社から19万の請求が来たと書いている人もいました。どうなっているのかと思いマイクロソフトのカスタマサポートに状況を説明したメールを送りました。返ってきた答えは「現在アップグレードのプログラムに不具合があり申し込みはしばらくお待ち下さい。受付が出来る様になりましたらご連絡します。」とのことでした。

1月ほど経った12月中旬に再びビスタのフォーラムページを見てみると受付を再開しているとのこと。再び受付先のURLにアクセスしてみるとあいも変わらず訳のわからない日本語が・・。再び情報を入力して進めていくとアップグレード版の種類を選ぶところまできました。今回は64ビット版がほしかったのですが選択肢が32ビット版しかありませんでした。しかし今回は何とか最後まで行き終わりらしき画面が表示されました。そのページを見ると申込書とレシートを指定先まで送る旨の指示があり住所を見るとシンガポールでした?エアメールで送るのかと思っていると横にメールアドレスも書いてあり電子メールでも大丈夫なのかな?わからないけど面倒だから電子メールで送ってしまえと思いスキャナーで取り添付ファイルとして送りました。2.3日で受付完了のメールが届きやっとの思いで終了しました。それにしてもマイクロソフトほどの会社がこんなやり方をするとは思ってもいませんでした。日本法人もあるのに何故翻訳ソフトで訳しただけのホームページなの?何故申し込み先がシンガポールなの?確かに日本の市場は世界的レベルで見ればごくわずかかもしれませんが・・・。今はパソコンじゃなくてもインターネットにつなげるし、こんなやり方をしているとますますマイクロソフト離れが進むのではないでしょうか。その後この原稿を書いている時点ではまだアップグレード版は届いていません。最近注文の確認をするため見てみるとホームページの内容がかなり変わっていてわかりやすくなっていました。問合せ等が多く修正したのではと思っています。やはり何事も手抜きをしてはいけないなと考え直させられました。

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