【三和新聞】84号

2007-11-01
第84号  いろんな「セーブ」を考えよう!

今年の夏は異常に暑かったですね。昨年までエアコンはもちろんのこと、扇風機のスイッチを入れたことの無い小生が今年の夏、扇風機のスイッチを数回ON。この猛暑のため全国各地で熱中症になり倒れた方がたくさんおり、テレビや新聞で毎日のように報道されていたと思います。皆さんも外出時帽子をかぶったり、水分補給を十分に取ったり、その他いろいろと防止されたと思います。外出時の水分補給は、コンビニ・自販機・自宅からペットボトル等を持参。当然冷たい飲み物を準備したと思います。今は各家庭に必ずある冷蔵庫のおかげで、いろいろな冷たい飲み物・食べ物を保存して飲みたいとき、食べたいときに取り出し、口にすることが出来ます。今回はこのたいへん便利な冷蔵庫からの話題です。

11月【第96号】 いろんな「セーブ」を考えよう!

「今年、本をたくさん読むぞ!」と決めたせいもあり、本屋に行く回数が多くなりました。いつものように本屋で面白い本がないか探していたら「冷蔵庫で食品を腐らす日本人」という題名の本が目に付き立ち読み開始。その中に、4年前の肉が冷凍庫の奥で保存?されていた。と言う内容が紹介されていました。どんな姿・臭いになっていたのだろう?小生には想像できません。皆さんも想像してみて下さい。「・・・・・。」 いかがでしたか?(冷蔵庫にいれた野菜類を腐らせた話はよく聞きます。小生のように冷たいところを嫌う野菜もあります。保存方法は野菜の種類により違います。詳しい方法はインターネット調査や、おばあちゃんに聞いてみてください。)

家に帰りその話をすると心当たりがあったのか、うちの奥さん翌日に冷蔵庫の大掃除?したようです(冷蔵庫を開けたらスッキリしていた)。近所の友人にも話したらしく、似たような状態の話をしていました。どこの家庭でも永久凍土・永久保存がお好きのようです。(好きでしているわけじゃないでね、ごめんなさい。)このたいへん便利な冷蔵庫、最近は500リットルと大容量のものがほとんどです。容量が大きいため?買い物に行く手間を省くため?バーゲンセール?・・・どの理由か判りませんが買いだめ?をしている。冷蔵庫の中は色々な国の食品が保存され多国籍状態。自分の家も含め、そんな家庭が多いようですね(当然反論する家庭も多いと思いますがお許しください)。奥のほうにしまい込んだ食品は忘れ去られ、永久凍土や腐らせてしまいゴミ箱へと場所を移動する・・・『もったいない』スーパーやコンビニが我が家の保存庫と思えば少しは減りませんか?

昔々冷蔵庫が無かった時代の人々は、自分が暮らす周辺の新鮮で栄養価の高い産物を、必要なときに必要な分だけ購入して食べていた。いろいろな保存方法、魚は干物や味噌・みりん漬け、野菜は塩・味噌・糠などを使う漬物での保存を考え、工夫をして今に受け継がれていますが、漬物を作っている家庭は激減しているそうです。小生の子供の頃は、お袋やおばあちゃん(三和にも隠れた漬物名人がいるかも?あ!似たような名前の器通販であったような?)が漬けた漬物樽が各家庭に必ずあった。野良仕事の休憩に漬物が必需品だった。その影響もあり小生は漬物の無い食事は苦手です。

地球温暖化などで環境問題がクローズアップされている今、企業はコンパクトで省エネの冷蔵庫作りに軌道修正し(今でも小容量を製作していますが)、各家庭では必要なものを必要な分だけ地元の生産物を購入する。漬物などの保存食をつくる。地球の全家庭で半世紀位前の生活スタイルに戻す事が出来れば、海外など遠距離からの輸送が少なくなり燃料の削減、腐らせて捨ててしまう物が無くなったら『どんだけ~♪』省エネ効果が出るのかな? 冷蔵庫に限らず他にも各家庭で出来る、温暖化防止があると思いますので是非実行しましょう!
※この原稿考案中に中日春秋で類似内容が乗っていました。(記事を読んだ小生が一番びっくり)引用使用と思ったわけではありませんが、文章の一部引用させていただきました。

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