【三和新聞】94号

2008-09-01
第94号 いい夢みろよ!!

今年の夏休みは北京オリンピックが始まりテレビにかじりつきでしたが、この開催にあたってはチッベト問題が発端となり聖火リレーでは各地で混乱を起し、また5月12日には四川大地震が発生。M8クラスの直下型地震(阪神淡路大震災M7)断層の長さは250~300km(東京~豊橋間)あり、2分間にわたって2段階に断層が分かれて破壊されたと書かれていました。7万人近い死者を出し、なお1万人余りが行方不明。800万人が非難生活を送る中この北京オリンピックが開催されました・・・中国の大きさ、スゴさを感じますね。

9月【第94号】 いい夢みろよ!!

今回、日本からのツアーはギョーザ等の問題で食の安全、また地震やテロの影響も受けて思っていたほど人気がなくチケットも余った様ですが今回の北京オリンピックでは沢山のヒーローが誕生しました。アテネに続き2連覇の偉業を達成した選手は6名。“チョー気持ちいい”水泳100・200mで金の北島選手。今回は多くの選手がスピード社の水着を着用したが水着を生かせるか生かせないかは選手自身と言っていた北島・・・その結果は金である。子供に親父の優勝を見せたかった“やっちゃいました”柔道の内柴選手。“女三四郎”上野3姉妹の長女雅恵選手、その原動力は妹2人の存在だ。妹2人の思いが体を突き動かし優勝した。“一本にこだわる女子柔道”谷本選手はアテネに続きオール1本勝ちで連覇。 “レスリング女王”タックルの吉田選手は、世界大会では負けたが新技を習得し再び頂点に立った。レスリング”伊調姉妹”の天才と言われている妹カオリ選手。6名の連覇を達成したアスリート達、またソフトボールでもアメリカを破り金メダル“世界の鉄腕ピッチャー上野選手”は夢と感動を与えてくれた。ロンドン五輪で同種目は正式種目から除外されるため最後の金になる。それに日本は難しいと思われていたフェイシングで“サムライ剣士”太田選手は銀メダルを取りました。またなんと言っても凄いのは“おまえは魚類か”アメリカのフェルプスはミューヘン五輪で7冠のスピッツを抜き8冠を達成した。陸上では“黒い稲妻”君の瞳は1万♪ボルト選手は100m・200mと400mリレーすべて世界新100m・200m制覇は84年ロサンゼルス大会のカール・ルイス以来24年ぶりですが、すべて世界新で制したのは史上初ととてつもない記録がでました。

さて、話しはちょっと変わりますが最近読んだ本に『夢をかなえるゾウ』という夢を叶えてくれるインドの神様“ガネーシャ”(人間の身体と象の頭、四本の腕を持ったインドの大衆神。インドでは最も親しまれている神である。)がサラリーマンの夢を叶えてあげるために現れ、毎日一つずつ課題を出し、あなたが実行していくことで目標や夢が実現するための能力を身に付けることが出来るストーリーを読みました。課題は難しくはなく毎日こんな課題を実践します。

①「人が欲しがっているものを先取りすること」
理由は、ビジネスの得意な人は世の中の人達が何を望んでいるかが見抜けるので事業を始めてもうまくいく。

②「その日頑張れた自分をホメルこと」
毎日寝る前に、その日自分が頑張れたことを思い出して“よくやったとホメル”頑張ったり成長する事が“楽しい”事と自分に教えてやる。

③「身近にいる一番大事な人を喜ばせること」
人間は不思議で自分にとってはどうでも良い人には気を遣うくせに一番お世話になった人や一番好きでいてくれる人、つまり自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱う。例えば親。

④「やらずに後悔していることを今日からはじめる」
など他にも課題がありますが、夢を叶えるための“自己改革”は自分のやりたいことを見つけるために色々な事を実際に体感することです。今思っていることを今日行うなら、仮にその方法が間違っていたとしても、それは偉大な一歩で実際に実行することが自分を変えていく自己改革の(夢を叶える)チャンスなのです。今回の北京オリンピックでも、夢がかなったアスリート達は沢山いましたが日々の厳しい訓練と努力した結果が実を結び自分自身で描いていた大きな夢が叶ったのではないでしょうか・・・。

先日、82歳で薬学博士に挑戦し10年かけて学び合格した記事を読みましたが、奥さんが薬の副作用に悩まされたのが志(夢)の根っこにあったようです。今、団塊の世代が退職後の生涯学習に意欲を持つ人が増えている様です。私もこれから何かにチャレンジをしていきたいと思いますが、中々第一歩が踏み出せません。これから、いい夢を実現できるように努力して行きたいと思います。

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