■私の姉の子(これもまた、釣りバカで)親父、私と子供4人で海釣り公園?に向かいましたが、まず私と子供の釣り道具が無いので行く途中に購入(竿、リールセット品)ドンドンお父ちゃんの小遣いが減ります(悲)。昼前に釣り場に着きましたが、さすがに風が強く寒そうな雰囲気でした。釣りをする前に車でお弁当を食べ、腹ごしらえしながら釣っている人を見ていたら結構釣っていました。それを見ていて私の中に有った釣り魂がよみがえったのか、気合い十分!寒くなーい♪さあやるぞ!しかし準備するも買った道具には仕掛けは無く、子供は姉の子(お兄ちゃん)が手際よく作ってくれました。私の分はじいさんがやってくれていましたが、私は「あんた、糸なんか縛れんら?」見てると「ウィーン♪」という音。何かと思ってよく見るとハリスとハリを機械が自動で糸を巻いていました。『なんじゃこりゃ?』便利なものが有るものだ。私はもうそれに興味津々で親父に「何それ?もう1回やって!」と釣りよりその機械に感動でした。話は変わりますが私の親父は数年前、脳梗塞で半身麻痺になり、死にかけた?が、悪運強くリハビリで日常生活には問題無い所まで復帰している・・・でも細かい手先の作業は出来ない状況。釣りバカの親父にしてみても大事な一品では無いだろうか・・・?
■さて、子供はお兄ちゃんに餌をつけてもらい釣りスタート。でも見ていると周りの釣り人に迷惑をかけそうで気が気じゃない。私も十数年ぶりに餌をつける。餌に指を食いつかれそうになりながら何とか釣り開始。子供の行動を気にしながら釣り糸を垂れていると懐かしい感覚?「おぉ!ヒット♪」上げて見れば「・・・ん!これは、毒の有る魚?オコゼ?」よくわからないのでお兄ちゃんに「これ毒有るやつ?」って聞いてみるとやはりそうでした。お兄ちゃんがハリを一生懸命外してくれましたが「イテッ!刺されたかも・・・」と。みるみるうちに指が腫れてきました。「応急処置したから大丈夫!」って・・・本当か?おじちゃんが釣りを知らないと思い一生懸命の対応してくれる優しい子である。子供といえば、ハリが何かに引っ掛かってる始末。お兄ちゃんがフォローしてくれる。糸が切れ、またお兄ちゃんが仕掛けを作ってくれる。引っかかった場所にまた入れて同じ事を繰り返すバカ息子。お兄ちゃん、ゴメンナサイ。結局、お兄ちゃんが1匹フグを釣り、後はオコゼばっかりでした。久しぶりの釣りで何となく昔やっていた熱い気持ちが湧き、釣りは楽しいな♪また行きたいな♪と子供以上に感じた1日でした。
■時代は繰り返す?では無いですが、昔やっていたことを子供が望み、それを子供と一緒にやる事で、また懐かしみ、楽しむ・・・これが小さな幸せ?っと思う自分は歳をとったのかな?っと思う今日この頃です。そして、釣りバカの親父が今でも好きな釣りが出来ているのは、さっき私がモーレツに感動した『手先が不自由でもハリに糸を自動で巻ける機械』が有ってこそだと思う。私は釣りをよく知らないので、知っている人には当たり前なのかもしれませんが・・・ただ、そんな人それぞれの趣味にお手伝い出来る商品って・・・暖かいと思う。三和機工で製作したものが、そんな商品(部品)につなげられるって、暖かいと思う・・・。さて!いよいよ寒い冬の到来です。みんなで気持ちも『熱い!』『暖かい!』生産品も『熱い!』『暖かい♪』ものを一緒に頑張って作っていきましょう。
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