【三和新聞】156号

2013-12-01
第156号 老化防止プロジェクト♪
writer:  市川 五規

2013年も師走に入り、残すところあと1ヶ月となりましたが皆さんにとってのこの一年はいかがお過ごしだったでしょうか?あっという間に1年が過ぎてしまい、今年何やったっけな~?と、前月のW課長の記事をパクってしまいましたが、自分の事を考えると「マジで何もやってねー!」と少々の焦りを感じてしまう自分がいます。

12月【第156号】 老化防止プロジェクト♪

三和の人達を思いおこせば、マラソンや駅伝に出た人もあり、ライブハウスで歌う人もいれば、富士山に登った人、北海道にツーリングに行った人(羨ましい~!)と、皆さんかなりアクティブに行動されていますよね・・・・・さて、そこで自分はと振り返ると、あんなに好きで毎週のように行っていた釣りも渓流には一度も行かず、鮎の友釣りは1回行っただけで 釣果はというと一尾釣れただけ・・・バイクは3年前に売り払い、そのお金で自転車を買ったけどほとんど乗らずサビが出てくる始末です・・・『ヤバイ!こんな状態では自分がダメダメ人間になってまう!』と思い、かなり焦って、とりあえず何かやろう!何か行動を起こそう!と思ったのが、もうすっかり涼しくなってきた秋でした・・・。

ある日、ラジオから奈良県にある曽爾(そに)高原を紹介していました。そこは、ススキの原っぱが有名なところで、今がちょうど穂が出て見ごろです♪・・・と、言っていました。よし!今度の休みに家内とそこに行こう♪と決めて行って参りました。そこは高原というだけに少々標高の高いところにありまして、木々の紅葉(黄葉)もほんの少し進んでいました。駐車場に車を停めて、1Kmくらい歩いていくとそこには辺り一面にススキの穂が出ていて、風に吹かれてゆらゆらと揺られており、まるで大きい空飛ぶ絨毯(じゅうたん)の様でとてもすばらしい光景でした。

この高原を簡単に説明しますと、中心に『お亀池』という池があり、そこには葦(あし)が生えていて湿地から乾いた土になるにつれススキ、つまりは萱(かや)が群生しています。周囲に目をやると池を中心にすり鉢状になっており、その周りに遊歩道があります。さらに高いところに『亀山峠』や『二本ボソ』という名の小高い山があります。私たち夫婦はそこから見える一番高い『二本ボソ』を目指して登ることにしました。高低差で200mくらいで、距離にして2kmくらい、しっかりと整備されており殆どが階段になっているのですが、間隔も段差もマチマチな階段なので自分の歩幅やペースを乱されてかなりキツイんです!そんなこんなでやっと半分くらいの『亀山峠』までたどり着いて、家内に「上までいけるか?」と聞いたら「おなかが空いたので、もう下りよう。」という返事でした。私は(ありゃりゃ?!)と、ちょっと拍子抜けした感じでしたが、ハイキング感覚とはいえ『無理は禁物』で下りることにしました。でも、あの池の周辺の景色や峠からの光景はとても素晴らしく、本当に感動しました。

それから食事を済ませて豊橋に帰ってきましたが・・・次の日にお約束の筋肉痛です。立ち上がるのも「イテテッ!」歩くのも「イテテッ!」状態の私でしたが、家内には「私はマンションの階段を昇っているので大丈夫♪」と言われました。ダイエットの為に自宅のある7階まで、家内は毎日昇っていたのです!私は、あのハイキングクラスの山でヒーヒーハーハー&バリバリの筋肉痛なのに、向こうはヘッチャラ・・・とてもショックでした。思えば最近、ちょっとした段差でつまずく事が度々ありました。ハッと思いました、これが体力の衰え・・・老化なんだと!自分にも着々と老化が忍びよっているのだと!・・・。

早速、次の日から自分も階段昇りをはじめております。今では出勤時はかけ下り、帰宅時はゆっくりと上っています。・・・少々、快感にも思えてきましたし!来年の初夏までは続けようと思います。さーて来年こそは、しっかりとした計画を立てていっぱい遊ぶぞ!遊びも仕事も頑張るぞ!やはり目標!計画!実行!これらは仕事にも遊びにも大事だと思います。それでは、少々早いですが皆様!良いお年をお迎え下さい。

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