【三和新聞】169号

2015-01-01
第169号 歩を進めよう!
writer:新妻 吾郎

明けましておめでとう御座います。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。ということで、気分的には5~6ヶ月前にこの言葉を述べたのでは?と思うほどに1年という時間はアッ!という瞬きである。しかしながら今年!我が社は創立40周年を迎え、その内の15年は私が社長を就任し、あと10年頑張れば~創立50周年!・・・年月だけは先代と25年ずつ、肩を並べる事が出来るが~あと10年。そして、それ以上の年月・・・この『イバラの道』を歩いて行くと思うと~途方もない時間に感じる今日このゴローである・・・←出ました!初寒。

ワタクシ現在「四六時中~も好きぃ~と言ってぇ~♪」の46歳。頑張って?外見は若作っておりますが、ソコソコ体内はボロボロゴローで御座いまして←しつこい。加齢臭はもとより前にもご紹介した通り、頸椎には4本の人工骨が埋め込まれ、それに伴う指先の痺れに朝昼晩と20錠を超える痛み止めを服用し、カスミ目と老眼で目は見えず~耳は遠くなり物忘れ激しく~ハゲといえば後頭部の薄毛もだいぶ気になり~言語障害か!というほど言葉も出て来ず、オシッコのキレなんぞ途轍もなく悪い・・・ほぼ、爺さんやないか!状態なのである。更に、ここ最近~低血圧だったハズの血圧が異常に高くなり『酔拳』が如く毎夜の飲酒にγ-GTPは基準値を遥かに超えて、流石に毎年~会社で受ける健康診断結果の『要精密検査』を無視する事も出来ず、昨年末~20数年ぶりに2日間の『人間ドック』に至ったのである。

朝一番!検便持って病院へ。検査着に着替え~採尿&採血。その後サイダーみたいのを飲んで首からタイマーをぶら下げて30分毎に採尿&採血を3回ほど繰り返す。血糖値の検査である。この30分の間にあっちゃ行っては~こっちゃ行ってと次々他の検査をこなしていく。結構~忙しいが無駄が無い。視力検査では遠視・乱視・老眼のトリプルパンチだったが、裸眼で右目が0.7に対し左目が2.0という不思議な結果であった。更に角膜検査をする際「瞳孔を開きまぁーす♪」と云われ、瞳孔って?どうのこうの言う前に点眼されるとドンドン開いていき、瞳孔はどうこうなかった・・・苦しいか。ただ瞳孔が開くと4時間ほど焦点が合わせづらくなり酔ってないのに酔っているような不思議な感覚でコレまた初体験で面白い経験であった。

さて、ドック初日のヤマ場は大腸検査である。お食事中の方には申し訳ないが(ここまでも充分申し訳ないが)内科に行っての浣腸である。誘導してくれた看護師さんはとても若くマスク越しだが、可愛い感じだ。「さぁ~ここに横になってオシリを出して下さい。」「え?君がやるの!」「何か問題でも?」「いえ、お願いします。」・・・昔なら恥ずかしい限りだが、ちょっとワクワクする自分はやはり歳を取ったのか。「ゆっくぅ~り入れていきますから我慢して下さいね。」浣腸液を150cc注入。そして「すぐトイレに行っては今注入した液体しか出ませんから出来るだけ我慢して下さいね!」と。初めの2分ぐらいはモゾモゾ程度だが、そこから強烈な『もよおす感』に襲われ「アカーン!」「新妻さん!まだダメ!まだ早いわよ!」と。そこから看護師さんの前で悶絶すること約5分。「もう!アカーン!」とトイレに飛び込み『波動砲 発射♪』耐え抜いた達成感でトイレから出てくると、オッさん先生に交代していて「はい、いきますよ。」と事務的な声が聞こえたと、ほぼ同時にズボボボボーン♪「せ、先生・・・今何cm入ってますかね?」「90cmだね。」されるがままに10分ほどで終了。腸内の組織を採られて細胞検査。それから心肺機能検査・負荷心電図・X線撮影・CTスキャンで1日目が終了。

2日目は内臓脂肪検査からエコー検査。ヤマ場は胃カメラである。20年ほど前に検査した時は、どうにもこうにも内視鏡カメラが喉を通らず5人ほどの看護師さん達に押さえられて30分ほどもがき苦しんだ挙句~『まな板の鯉』が穴という穴から色々な液体を出しまくってピク・・・ピクと動けなくなって、やっとこ挿入というトラウマがあったので、今回一連の検査の中で一番の緊張であった。喉の麻酔液から口に猿ぐつわ?みたいのを噛まされたら~もうセット完了。挿入をただ待つ身だ。初めはゲボボボボーンと多少はなったが、思いの外~喉元通ればスッと入った。20年前ほど酷くない。どうやら若い頃は異物が体内に入ると吐き出す力がとても強いらしく、歳を取ればモチが喉に詰まっても~あれれ?という原理で・・・嬉しいのか悲しいのか複雑な気持ちで全検査終了。

結果は今月中旬に出るので、もし何かあったら宜しくネ♪←無責任?というワケではないが人生いつ何が起こるか分からない。いつでも最悪の事態に備える事と【覚悟】が必要である。そして落胆する事柄であっても、次への最善を尽くす行動力と【心の強さ】が大切である。←真面目なコト言っちゃった。ただ、目まぐるしく変化するこの時代をどう乗り切るか?それはフレキシブルに変化・対応できるかが生き残れるカギであると私は思う。三和の傘となり、また縁の下の力持ちとなって支えて下さった諸先輩方は段々とご卒業されていき←AKBか。中堅主力メンバーも歳を取り、そして力をつけた。2015年!心も体もホームページも心機一転!新生☆三和機工に自信を持って、創立50周年に向かい~さあ!みんなで、歩を進めよう!

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