【三和新聞】213号

2018-09-30
第213号 リフォーム大作戦
writer: 小 谷 野 一 彦

 私の前号記事(205号)で父の免許返納の事を書きましたが、時を同じくして我が家では大きな計画が進行していました。2018年、結婚30周年を迎えるにあたり記念旅行や感謝の気持ちを込め身内を集めて食事会など、色々とイベントを考える中で家内から「家のリフォーム!」という言葉が発せられました。築32年の我が家は経年劣化や曳家による傷みがあるものの住むことに困るほどではないため、私自身まったく意識しておらず・・・少し驚きました。

 結婚当初から私の両親と同居し、家事をしてくれている家内が希望することならと思い、結婚30周年大プロジェクト【リフォーム大作戦】を決行することとしました。以前から考えていたのか家内は「ここはこうしたい!」「あそこはこうしたい!」と色々と計画があり、細かな所までよく考えているなと感心しながらも、「予算はどうする?」と互いに笑い合いました。リフォーム見学会や住宅展示場などを廻りながらイメージを膨らませ、何社かに的を絞って見積を依頼し、そのうちの1社が我々の希望する内容を解り易く『見える化』し技術的な裏付けもありましたので、そのメーカーにリフォームを依頼しました。工期は3ヶ月住まいをしながらではもっと長くかかるため、アパートへの引っ越しを余儀なくされ【リフォーム大作戦】は引っ越し準備から開始です。

 大して物が無いと高を括っていましたが始めて見ると、押し入れに押し込んであった色々な物が出るわ~出るわ!思い出に浸っている暇は無いと自分に言い聞かせ!片っ端から断舎利を行い!汗だくになりながら不要となった物をトラックに乗せ、資源化センターを何度も往復しました。家の中を空にしたら次は内装の解体です。初日の夕方どんな状況かと見に行くと、壁・床はすべて剥がされ柱がむき出しの状態で、32年住み慣れた部屋がたった1日で壊されていました・・・。よく信用を無くすことは簡単といいますが、壊すのはホント簡単なんだと実感し、少し切ない気持ちにもなりました。その後1日1日とリフォームが進み予定通り8月上旬に無事に完成入居の運びとなりました。

 さて、少し我が家のリフォーム内容を紹介したいと思います。リフォーム前は小柄な我が家の体に合わせ(笑)狭小玄関だったのですが土間を広げたことで奥行きも出て開放感を感じ【満足!】場所を取っていたくせに容量の小さかった下駄箱は、最上段は手が届かない高さまで棚があり収納力タップリの下駄箱に変身!これも【満足!】東から西に移した両親の部屋は和室からフローリングの洋室に変え、それぞれにベッドも備え付け寝起きを楽になるようにしたところ「楽に快適になったよ!」と両親は【大満足】・・・だと気を遣ってくれています。そしてメインはリビング!今まではキッチンとリビングが離れていたため『リビングにいる私』『キッチンにいる家内』では話がしたくても会話が出来ず、家内は不便だったらしく(私的にはお気に入りの時間だったのですが・・・)リビングとキッチンを一体化し、いつでも私を監視できるよう見通しの良い空間として家内は【大満足】そして『風呂・トイレ・和室』もリフォームし、家の中は新築か思える程全てが綺麗になり家族全員【大満足!】です!

 数えで54歳、来年は四捨五入すると60歳になってしまう還暦か~悪いことが起こらないようにと火防の神さま!『秋葉山本宮秋葉神社』にご祈祷を!と行ったところ、受付で『八方塞がり』と書かれた祈祷案内があり・・・対象の生まれ年にはナント私の昭和39年が入っていました・・・何をやっても八方塞がりの年・・・そんな年に一大決心して大掛かりなリフォームをしたのに大丈夫なんだろうか?知らなきゃよかった・・・しかし知ってしまったからには家のご祈祷と共に八方塞がりのご祈祷もシッカリお願い致しました。・・・何だか妙なオチが付いた感じです。

 さて、話を戻しますが我が家のリフォームは予想以上に快適で本当に【満足】しています。ところで皆さんも【満足】はよく社内で聞きますよね!今回私が感じたように三和機工が製造・販売する製品で、我々のお客様に【安心・満足】をして頂きたいと、常に考えて行動に移すことを心掛けて行きましょう!お客様に【満足】してもらい長く働けるよう、私は住宅ローンも始まったのでもっと頑張らねばならんからね!

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