【三和新聞】160号

2014-04-01
第160号 健康維持の為に・・・
writer:  小林照宜

近頃は段々寒さも和らぎ運動をするのに適した季節になって来ました。私は40代の前半に体重を減らすのに成功したのですがその後少しずつ体重が戻り一昨年位から体重が落ち難くなってきて今年に入って75kgを超えてしまいました。以前、ダイエットをしようと一大奮起したのが8年前。

20代前半までは太っていなかったのが結婚した前後から太り始め40歳を過ぎる頃から急加速して池中玄太じゃありませんが(古っ)、80kgの大台を超えそうになってしまいこれはヤバイと思いとりあえず運動をしなければと思い立ちました。ウォーキング、ジョギング、スポーツジム通い等も考えましたがウォーキングとジョギングはスピードも遅く景色の変化が少ないので直ぐに飽きてしまいそうだったのと、私の周りで足や腰を痛めた人の話を聞く事も有り諦めました。スポーツジムは毎月の出費がかさむのと自分の好きな時間に行けない等、長続きしないと思いこれもヤメ、昔から自転車に乗る事が好きだったので週末に自転車に乗る事にしました。

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最初からスポーツ車に乗るのは抵抗が有ったので一般的な通勤、通学用の自転車を購入して買い物のついでにサイクリング的な感じで始めました。わざわざちょっと遠くのスーパーへ買い物に行きその近くの公園で休憩を取りながら週末に走っていました。しばらく続けていると徐々に体重が落ちて来て以前は憂鬱だった体重計に乗るのが楽しくなって来ました。自転車に乗り始めて2ヶ月位経った頃ある程度続けられる目処が立って来たので自分の目標を上げる為に70kgを切ったら新しい自転車を買う事にしました。目標が出来ると人間というものは俄然ファイトが沸いてきます!目標に早く近づける為に平日も会社から帰ってから夕食後に少し自転車に乗るようになりました。そして自転車に乗り始めて4ヵ月後!70kgを下回り新しい自転車を購入しました♪

流石にドロップハンドルのスポーツ車には抵抗が有ったのでフラットハンドルの俗に言うクロスバイクを購入しました。私の子供の頃の自転車のギアチェンジレバーはハンドルから離れた場所に有りギアチェンジをする度に片手をハンドルから離さないといけなかったのですが最近の自転車はハンドルを握ったままでギアチェンジが出来る様になっていて技術の進歩は凄いなぁ~と思いました。その自転車に4年間乗り続けた頃もっと早く走りたいと言う気持ちが抑え切れなくなってドロップハンドルの自転車に買い換えました。ペダルもビンディングタイプになってスピードも出せる様に成りましたが、停車する時に上手くビンディングが外れなくて半年に1回は立ちゴケします・・・。

自転車に乗っていて楽しく感じる事は、まずスピードが出る事。追い風なら40~50km以上のスピードが出ます。そして何より自分の足で漕ぐ事です。上り坂でとても辛い時も有れば、下り坂で大きな力で漕がなくても進む時も有ります。長い登り坂を上がり切った時や全速力である程度の距離を走った後は、何とも言えない達成感や爽快感が有ります。それと自転車に乗っている時は自分の世界に浸る事が出来て気分転換になります。2年前、ドロップハンドルの自転車は乗る時に少なからず気合が要るので気軽に乗れる自転車が欲しくなりマウンテンバイクを新たに購入しました。今は本気で走りたい時はロードバイク!それ程でもない時はマウンテンバイク!と2台の自転車を乗り分けています。

マウンテンバイクの良い所はフロントにサスペンションが付いているので、ちょっとした段差でも楽々乗り越える事が出来ます。歩道を走っている時にロードバイクの様に神経を使う必要が有りません。ロードバイクでは買い物に行けませんでしたが、マウンテンバイクなら買い物も楽勝です。冬場は寒くてどうしても自転車に乗るのが億劫(おっくう)に成りがちですが、マウンテンバイクで服を着込めば真冬でも1時間程走ります。冒頭に書きましたが今年に入って体重が気になり出しているので以前の様に少し気合を入れて自転車に乗りたいと思っています。50歳を超え自転車を漕ぐスピードが徐々に落ちて来た様に感じていますが、これからも『健康維持の為に・・・』末永く自転車に乗り続けて行きたいと思っています。

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