【三和新聞】166号

2014-10-01
 第166号 命ちどぅ宝はククルの豊かさ
writer:  神谷敏紀

久々ドッピューン♪のトシちゃん登場でぇーす♪今回は、トシちゃん~らしからぬ!マジメに!心(ククル)の豊かさについて、考えてみましたピョーン♪♪

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『心(ククル)の豊かさは,人生の豊かさにつながる!』
私は自分の人生を平凡に過ごしたいと思います。今私の考える豊かさとは、あふれる物や何でも買える大金ではありません。自分の体や心の状態が豊かであることだと思っています。またそれは自分ひとりだけでは決して得られるものではなく、他人との関わりにより得られるものだと思います。確かに生きるためには多少のお金は必要ですし、現代の生活から通信機器や電気製品などを無くすと、便利さに慣れきってしまっている私たちは生活に困ることでしょう。しかし、たくさんお金があっても自分が病気で体調がいつも悪ければ精神的にもまいってしまうでしょう。また、私がテレビで観た大富豪の人は一生遊んで暮らせるほど莫大な財産はあるが家族も友達も全くいなく、生きがいと呼べるほどの楽しみもない。ただ人生を浪費しているような生き方をしていました。私はそんな生き方を知った時、何て哀しい生き方をしている人なんだろうと思いました。だから、経済的には豊かすぎるほど豊かでも決して心は豊かにはなれず自分の人生も豊かにはできないと私は思いました。むしろ経済的に苦しかったり貧しかったりしても心がいつも豊かであれば、人生の豊かさも得られるのではないかと思います。未熟な私が言うのも何だか生意気ですが心が豊かであるためには信頼できる職場の仲間、友人がいること。笑顔を絶やさないこと。生きがいや夢を持つことなどが必要だと思います。それはどれもお金のかからない、自分の気持ちひとつでできることです。そして、そういったことに価値を置き大切にしたり心掛けることで得る心の豊かさは、そのまま自分の人生の豊かさにもつながるものと思います。だから私は家族と職場の仲間との【絆】を大切にし、自分の心にいつも素直で希望と充実感で満ちているような生き方をしたいと思います。(これが、なかなか難しいだな・・・)

『私の心(ククル)が豊かになる瞬間は・・・』
私の心が豊かになっていると感じる瞬間は、家族みんなで笑いながらご飯を食べる時と職場の仲間と冗談を言って話している時。また、ある業務で物事が達成された時です。というのは、子供と仕事が忙しくて全く話ができなかったら嬉しくないから。職場でただ仕事をこなしているだけでは楽しくないから。私はお金があまり無くてもいつも家族が仲良く、職場でも仲間とひとつの事に邁進し一緒に笑ったり泣いたりする方が嬉しい・・・。その他にも、とっても小さな事ですが私にはそんな瞬間があります。私が出張でお客さんを訪ねた時、挨拶を返してくれるかなぁとドキドキしながら会った人にあいさつをしたら、ちゃんと「おはよう」「こんにちは」と返してくれました。その時、心の中が温かくなったのを感じました。あいさつをして良かったと強く思いました。また、ちょっとした事で「ありがとう」と言ってもらえただけで「いえ、こちらこそありがとう御座います!」と思わず頭を下げてしまいそうなくらい嬉しい。この時もあいさつを返してもらった時のように心の中が温かくなります。こういった心が温まった時が心の豊かさを感じている時なのだろうなぁと思います。私はこんな瞬間をたくさん感じられる生き方がしたいと思います。

『心の豊かさは身近にあった!』
高度経済成長以降、多くの人々は経済的な豊かさこそ人生の豊かさにつながると考えていたと思います。でも私は人生の豊かさとは多くの人が当たり前に感じている、ごく平凡な日常生活にあると思います。でもそれは失って初めて分かるものかもしれません。人間、欲を持たない人は1人としていないと思います。私の家にもカラーテレビはあるし、やっぱり60インチのプラズマや液晶テレビも欲しい。他にも自分が欲しい物はたくさんあります。その数が増えれば正直、嬉しいと感じるでしょう。しかし地震や火災などによって生活のすべてを失った時に、気付くかもしれません。物は金で取り返すことはできますが、大切な家族・友人や場所を失えば同じ生活は二度と取り戻すことが出来ないということを。そう考えると、私は自分の周りにあるすべてがすごく大切で平凡な日常生活こそ実は人生の豊かさにつながっているのではないかと感じます。家族がいて、家があって、会社があって、友達がいて、食べる物があって、安心して寝ることができるのです。このあたり前だと思われる生活が送れなかった時代もあったでしょう。この上なく、今の私たちを取り囲む環境は豊かなのでしょう。便利さや物に囲まれる生活を追求する人生ではなく、友達や家族を大切にし、環境を守り、支え合える社会を創りながら生きていくことが最も豊かな生き方だと私は思います。豊かさは平凡な日常生活の中に眠っており、それに気付いて大切にする人は豊かな人生を歩めるのではないでしょうか。人生の豊かさは身近にあると私は思います。これからも【命ちどぅ宝(ぬちどぅたから)=命の宝は心(ククル)の豊かさ】をモットーに!平凡な日常生活をし、人と触れ合い、熱く!生きていきたいと思います。

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