【三和新聞】60号

2005-11-01
第60号 地球を心配している年寄りより

年月の流れるのは、早いもので(歳のせいかな!)三和機工に入社してアッ!と言う間に1年半が経ちました。創業当初【今年30周年】からお世話になっていましたので“実際は30年もいる顔をしています”・・・すみません。又、当時と比べると社長を筆頭にかなり若返っているな~♪とても明るい会社だな~♪と、社員のやる気を感じました。まだまだ若い46歳の私も(いくつ鯖よむのか)とことん!頑張りまーす♪

11月【第72号】 地球を心配している年寄りより

さて最近は、歳のせいか昔の“ことわざ”に改めて興味を持っています。『暑さ寒さも彼岸まで』秋のお彼岸でお墓参りに行って来ましたが、車窓から観える景色はススキや彼岸花が咲いていました。彼岸の少し前までは本当に蒸し暑い真夏の日が続いていましたが、何故かお彼岸を境に本当に秋を感じました!また、今年の夏は今まで以上に蒸し暑さを感じましたが、これは地球の温暖化が更に進んでいるのではないかな~と一人思っています。横浜でも私が子供のころは、まだ竹薮も有り冬になると竹を取りに行き竹馬を作ったり、竹鉄砲などを自分の手で作って遊びましたが、今では大きなマンションが建ち並ぶ様になりました。人間のわがままで、自然をどんどん破壊して行くことは非常に恐い気がします。

恐いと言えば昔は【地震・雷・火事・親父】が恐いもの代名詞でした。今では、親父は恐い存在ではなく、逆にキレる子供のほうですかネ!自然の恐さを考えると【地震・雷・火事・台風】の方が今の時代に合っているのかな~。【地震】災害としては、10月8日パキスタン北部で起きたマグニチュード7.6の強い地震で、死者4万人を越える被害がでた地震や去年のスマトラ島沖地震での津波・新潟県中越地震と今年も、福岡県西方沖地震・宮城県沖地震とまたいつ起きてもおかしくない首都圏地震・東海地震が予測されています。日本は、関東から東北へ掛けての北米プレートと中部・東海・近畿地方のユーラシアプレートと太平洋側のフィリピンプレートの上に有り、蓄積されたエネルギーのバランスが崩れてプレートが動く時に地震となるそうです。こんなに進んだ世の中ですが、まだ事前の予知が出来ていないですネ!良く地震が発生する前に地震雲が出るとか、動物が変な行動をすると聞きますが、地震予知は自然が色々な形で異常を知らせてくれるのかな~。ただそれに気が付かないのは人間だけなのかも~。【雷】も以前と比べると多くなっているのかな~。千葉では海水浴中に雷に遭ったり、犬の散歩中に木の側で落雷に遭う事故が多くなっています。世界的には、緯度30度(南北)の地域に集中(毎日5万個発生)しているそうです。【火事】火災の原因にはいろいろなものがあります。不注意もあれば知識不足もあります。放火のように、自分には全く非が無くても、巻き込まれてしまう火災もあります。“火の用心マッチ一本火事の元”では有りませんが、各自が“危機管理”の意識を持ち行動することが重要ではないでしょうか。【台風】日本では、台風をシーズン毎に番号で台風を呼んでいますが、日本でも昔は、狩野川台風・伊勢湾台風・室戸台風などの地名で呼んでいた時期も有りました。世界的にはむしろ、台風(ハリケーン/サイクロン)を名前で呼ぶ方式が多い様です。米国では気象学者らが、ガールフレンド・妻の名前を愛称として使ったことから、女性の名前が使われようになり、名前は毎年台風の発生順に、アルファベットの頭のスペル順で「A」のものから名前が付けられている今回の“カトリーナ”は 頭文字「K」。Aから始まるアルファベットでKは11番で有り日本では、11号台風になります。この“カトリーナ”は、台風の大きさが5段階の分類で上から2番目の「レベル4」で最大風速は秒速60メートルを超えており、1,200人以上の死者がでましたが、続いて、「L」の“リタ”「レベル3」が上陸しましたが、前のカトリーナの経験から敏速な対応と人口密集地への直撃が避けられたことで損害が少なくなった様です。このハリケーンも温暖化による異常気象と関連付けて、報道されています。

さて、万博では【愛・地球博】のテーマとしては“自然の叡智(えいち)”が掲げられていましたが、地球温暖化、オゾン層破壊、砂漠化、等自然が壊されない為にも、皆で“エー知恵”を(さむい親父ギャグ)出し行動して行きましょう!昔から日本には、何かあると神頼みする事が有りますが、知っているようで余り分かっていないのが“七福神”ではないでしょうか!なんか縁起の良い7人の宝船に乗った神様のことだよね♪【七福神】恵比寿天、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋、寿老人、福禄寿、の七福神は“日本の神道”「恵比寿」「大黒天」と“インドの仏教” 「毘沙門天」「弁財天」と“中国の道教”の「布袋」「寿老人」それに「福禄寿」の三つの教えがうまく融合されることによって江戸中期に生まれ、七つの徳をお備えます。恵比寿天の正直(商売繁盛の神)、大黒天の富財(福徳の神)、毘沙門天の威光(強い神様)、弁財天の愛敬(お金の神様)、布袋の慈恵(家庭円満の神様)、寿老人の長寿(長寿福徳の神様)、福禄寿の人望(不老長寿の神様)。この七神には七難即滅・七福即生の功徳があります。各地に七福神めぐりの場所が有りますので、一度お参りをして観てはどうでしょうか。布袋和尚は、未来をも予言したと言われています。お参りに行き地球の未来を聞いてみたいですね!

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